『CSフッ素樹脂マット』は、フッ素樹脂フィルムを使用し、従来のビニールマットの問題点をクリアした画期的な商品です。発売から25年余が経過し、変わらぬ品質でその効果と実績が認められ、医療・福祉・官庁・学校関係・店舗・内装施工等、その他広範囲に利用されています。
マットに使用しているフッ素樹脂フィルムは旭硝子(株)(AGC)が開発・製造したもので、当社の要望で、オカモト(株)の開発によって、家具の表面保護を目的とした、家具に影響を及ぼしにくい、家具専用『CSフッ素樹脂マット』として製品化されました。ビニールマットの両面にラミネート加工したフッ素樹脂フィルムが、従来のビニールマットが塗装膜を傷めてしまう原因だった可塑剤の移行を防ぐため、高級家具にも安心してご使用になれます。

CSフッ素樹脂マット

CSフッ素樹脂マットTの構造

CSフッ素樹脂マットの特徴

01家具等の塗装膜の剥離が起きません。
ビニール樹脂は柔軟性を増すために可塑剤が使用されています。長年ビニールマットを使用していると、この可塑剤が移行することにより家具の天板塗装と化学変化が起き、塗装を痛めてしまうことがありました。『CSフッ素樹脂マット』はフッ素樹脂フィルムで表面をラミネート加工したことにより、可塑剤の移行がなく、化学変化が起きず塗装を痛めてしまうことを起こしにくくなりました。
02汚れや粘着物が簡単に取れます。
フッ素樹脂フィルムは汚れや粘着物が付きにくく、汚れを落とすことができるため、いつも清潔な状態でご使用いただくことができます。従来のビニールマットのように、油汚れやコピートナーの張り付きなどの汚れが取れず不潔な状態になることを防ぎます。
また、フッ素樹脂は耐薬品性にも優れ、酸やアルカリなどの化学薬品(シンナー、漂白剤、除光液、油性マジックなど)にも反応しません。
03紫外線をカットし、黄ばみません。
家具などの日焼け防止にもなります。また、従来のコーティング加工は直射日光にさらされるとはく離することがありますが、フッ素樹脂フィルムは紫外線にも強く、はく離が起きにくく、耐熱性・耐寒性にも極めて高い特性を持っています。
04従来より透明度が高く、変色しません。
従来のビニールマットは、ビニールの中に汚れが染み込むことで拭き取ることが出来なくなりますが、両面にフィルムを貼ることにより、コピーの文字や写真の写り込みを防止しております。
05サラサラしてべとつきません。
フッ素樹脂フィルムは耐薬品性に優れており、日常生活に欠かせないアルコール消毒液に変化しにくく、また、酸やアルカリなどの化学薬品(シンナー、漂白剤、除光液、油性マジックなど)にも反応しにくい性質になっております。

《CSフッ素樹脂マットと一般的なビニールマットの比較》

  CSフッ素樹脂マット 一般的なビニールマット
塗装への影響 ◎
塗装への可塑剤の移行なし
×
可塑剤の移行があり
汚れ ◎
フッ素加工で汚れが付きにくく、拭き取れる
×
汚れが染み込み汚くなる
コピートナー ◎
フィルム加工で転写しない
×
転写される恐れがある
耐薬品性 ◎
ほとんどの薬品に変化しにくい
×
薬品によっては変化してしまう
触り心地 ◎
長年使用してもベタつきにくい
×
汚れが付着しベタつきが出る
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